裏山に登って・・・
転載します。
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一昨日の夕方、いつも登る裏山の隣の山に登って見ようと思い立ち
登り始めました。
1年以上前にも一度登りかけて、止めたんですよね。。。
でも誰も通らないのか、道がふさがってしまっていて、断念。。。
来た道を戻り、池のところに戻りました。
そしたら、前の時にはなかった、登りの道が目に入り、とにかく
登ってみよう・・・って思い歩き始めました。
天辺までもう少し、というところで、知り合いから電話が入り、
戻ることに。。。
引き返す直前に撮ったのが、上の写真。
手前の集落が古くからのアルベルカの村。
右側にその外側にできた集落。
私もここに住んでいます。
そして、奥に見えるのが、10年くらい前から開発が始まった
新しい住宅地。
これがアルベルカの村です。
そして、昨日の夕方・・・。
とにかく、天辺から景色を見たいのと風を体験したいので
早速、リベンジしました。。。
目指すは、あの山の天辺。
そんなには高くないとは思います。
1200mにも達してないはず。
山の名前もしらないし。。。
松林の横を入っていくと、自然にできた池があって、石の橋を渡ります。
橋の向こう側に拓けている道を登っていくのです。
どうやら、防火帯っぽい雰囲気です。。。
または、木を切り出すための車が通るための道で人があることを
想定していないって感じ。。。
前に登った、ペニャ・デ・カルボネロで、防火帯の傾斜に文句を
言ってましたが、どうも私は、このくらいの急傾斜を登るのが結構
好きみたいです(笑)
前日ここまでは登ったんです。
なんか、あともう少しって感じだったのですが、電話があって
引き返したんですよね。。。
いざ、未踏の地へ・・・(笑)
あと、もうちょっとかと思ったら、結構長かったです。。。
途中がれきで、ずりずり、すべり落ちそうになるし。。。
とにかく、もうちょっと、もうちょっと、と自分を励ましながら、
登りました!
天辺の右側。。。
この岩あたりが天辺ぽいです。
天辺の左側。。。
ガレキが積み上げられています。
ガレキの山の上から見た、アルベルカの村は・・・。
高さがちょっと違うだけで、やっぱり見え方が違います。
一番上の前日途中で撮った写真と比べたら、分かります。。。
屋根がいっぱい見えます。
天辺は、意外と広くて、道がさらに続いています。
なんとなく、てくてく歩いていると、松林が切れたところで、
左側にペニャ・デ・ウエボとペニャ・デ・カルボネロが見えました。
そっか、お向かいの山ってことなわけですね。
ってことは、進行方向には、ペニャ・デ・フアンシアが見えるのかしら?
と思っていたら、視界が少し開けたところで、見えました。
調子にのって天辺を歩いていると、なにやら、さらに登りがありそうな
雰囲気。。。進軍するか、撤退するか・・・。
こうなったら、どこへたどり着くか、前に進むのみ・・・。
どうも、進行方向が、ペニャ・デ・フランシアっぽくて、このまま道なりに
進んでいくと、どんどん村から離れてしまう・・・って思ったので、
左側の潅木と草ボーボーのエリアへ突入して、下ることに。。。
引き返したほうが、確実に戻れることは分かっていたけれど、
周辺の山の位置関係から、その辺りを降りたら、ペニャ・デ・フランシアへの
道のどこかに出るはずだ・・・という、私の勘を信じて松林の間の
誰かが伐採しながら通った跡らしきすこし拓けた場所を進みました。
携帯のバッテリーが少ないというアラームがでたので、この後
写真は撮らなかったのですが、この傾斜を降りたあと、トラクター
っぽい車が通った跡があったので、そこを歩きました。
車が通ったあともなくなり、森の中で、一人ぼっちなので、
このまま日が暮れちゃったら、どうしよう・・・と思いつつも
大丈夫、絶対もうすぐ道に出る、と自分の方向感覚を信じて
潅木と草ボーボーのところを下ることにして、しばらく歩いたら
向こう側に見かけたことのある風景が見えてきて、思っていた
ように、道に出ました。
出た場所は、私が想定していたところとは少し、思いのほか
天辺で歩いていたんだなぁ~って感じでした。
ちょっと、無謀な冒険をしてしまいました。。。(笑)
でも、なんだか、すごく、達成感がありました。
道に迷った?!どうしよう?!ってちょっと気弱になりましたが、
絶対に帰れる!って自分を信じて進むことができたのがとても
いい経験でした。
googleの地図で、歩いたところを探してみちゃいました。
印があるところが、私の家で、
まっすぐ、左斜め上の方向へ進み、山道を登り、そのまま天辺を歩き、
大きく左に曲がったところは、森の中の車の通った後を進みながら下り、
道に出たので、のんびりと歩いて家に戻りました。
適当に書いたので、もしかしたら、天辺から下ったルートは、もう少し、
右よりだった可能性がありますが。。。。
このあたりの道はほとんど、傾斜がないので、距離的には長くても、
すいすい歩けるので、登ったり、降りたりするよりも時間がかかりません。
だから、このくらいあったんじゃないかな・・・とは思うのですが、正確に
歩いたルートを再現するのは、googleマップではちょっと難しいかも。。。
なんせ、緑ばっかりで、目印がないので・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一昨年の夏、当時お隣の家だった方と一緒に
近くの岩山のもっと奥のほうへ行ったとき、
人が通ることがほとんどないせいか、茨やとげの
ある潅木で、通り道が全て塞がってしまっていて、
道なき道を歩いたことがあります。
その時は、村で育った人と一緒だったので、
ただ着いて歩くだけでしたが、今回は一人で
よくも、冒険したものだなぁ~って思います。
今度の12月で丸三年。。。
だいぶ、土地勘ができてきたみたいです。
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