～２人め出産～（思いっきり飛びすぎ！）

私小説 #ノンフィクション、エッセイ
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～Segundo Parto～

昨日は、真ん中のお誕生日でした。
１１年前の昨日の昼すぎ、１歳と１０ヶ月の
一番上を連れて、家の前の公園へ行ったとき、
なんか、違和感があったんです。

たしか、私の様子がおかしいからと、見も知らない
人が気遣ってくれた覚えがあります。
その日会っただけで、その後、見かけたことが
ないので、きっと旅行者だったのでしょう。。。

でも、特にお印もなかったし、まだだろうと
思って、家に戻って、仕事をして、ご飯の支度を
していたら、どうも、痛みがどんどんひどくなって、
夕食後には、いすに座っていることも、動くことも
できなくなり、床にうずくまってしまう状態。。。

尋常じゃない私の様子に、一番上がずっと手を
握ってくれていました。
夫は、病院へ持っていくかばんを出して、１階の
受け付けに電話してタクシーを呼んでもらい、
どたばた、あたふた。。。

たしか、あの日、そろそろいつきてもおかしくない
から・・・と、病院で必要なものをボストンバックの
中に詰めておいたんでした。。。
準備万端でよかったです、本当に。。。

タクシーがあと５分くらいでくるということで、
とにかく、痛みが弱くなるたびに、少しずつ動き、
だましだまし、１階の玄関へ。。。

タクシーに乗っている間も、ずっと痛いし、なんで
急にこんなに、痛くなるよーって感じでした。
１人めのときは、ちょっと痛いな・・・って時に
早めに病院へ行ったし、無痛分娩をしたので、
本格的な陣痛ははっきりいって、初めての経験。。。

動けなくなるほど、痛いなんて、想像もしていなかった
ので、びっくりでした。
一番上が手を握っていてくれなかったら、耐えられ
なかったかも。。。

タクシーで病院へ着いて、受付までなんとか歩いて、
産婦人科へ。
チェックしたら「Completo（コンプレート）（完全）」
と言われ、即効、分娩室。。。

助産婦さんらしき人たちが、「何人め？」「二人め」
「じゃあ、３人めは、もっと楽よ」「えー、３人めの
予定はないです－」なんて、しゃべっている間に、
生まれちゃいました。。。って感じでした。
１１時４５分。。。

分娩室から、処置室に移動し、赤ちゃんと一緒にいたら、
すぐに、夫と一番上がやってきて、「もう生まれちゃった
なんて早いなぁ～、びっくりだよ。」
「なんか、めっちゃ、安産・・・」
一番上に「弟ができたよ。お兄ちゃんになったよ」って
言ったら、うれしそうに、小さい赤ちゃんに、よしよし
してました。

しばらく夫も一番上も一緒にいましたが、一晩中つきそって
もらう必要もないし、一番上を寝かせないといけないので
二人は一旦、家に帰り、私は処置室から病室へ。。。

おっぱいを上げたら、赤ちゃんは新生児室へ。。。
私はその夜、何年かぶりに、１人で眠りました。。。


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期せずして、お誕生月は違うけれど、一番上と同じ
日付でうまれ、びっくり。
２年違いで、２ヶ月違いなので、生年月日を足すと、
同じ数字になります。
実は、私も同じ数字です。。。
そして、一番上は、私の干支の一つ前で、真ん中が
一つ後ろ・・・。
まるで私を両側から守ってくれているみたい（笑）