寛容について

2010年6月23日に、書いたものをシェアします。
(3年半前の記事なので日付の感覚がずれてますが、
そのまま転載しますので、その旨ご了承ください・・・)

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「長い闇の向こうに何か希望が見えます。
そこには寛容の世界が広がっている 予言です。」

去る4月21日にお亡くなりになった免疫学者の多田富雄氏
意識が無くなる前に残したいといって、死の3ヶ月前にNHKの
取材の際に最後に残したメッセージだそうです。
今、ニュースでやっていました。

ここでの「寛容」とは、免疫学の考え方なのだそうです。
免疫には、一度引いて共存関係を探る「寛容」という
考え方があるのだそうです。

この考え方を人間社会に置き換えて、多田先生が最後に
残された「寛容」というメッセージ・・・とても響きました。

涙が出ました。

この予言を達成しなくては・・・と思いました。
私もできることをして、この予言を達成するために
何か役に立ちたいと、思いました。

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日本で去年放映されたと思いますが、「アイシテル~海容(かいよう)~」
いうドラマを、最近ヨーロッパの日本語放送で放映されていたので見ました。(あらすじ第1話
あまりに重いテーマなので、見るのはつらいだろうから、見ないでおこうと
思っていたのですが、つい初回を見てしまったら、結局、毎回見てしまい、
毎回、毎回、号泣していました。
元々ドラマを見たら、登場人物に感情移入しすぎて、よく泣くのですが、
あれだけ泣いたのは、初めてでした。

「海容」とは、手持ちの辞書によると、「(海がなんでも広く受け入れる意)
大きな度量で相手の失敗を許すこと。」となっています。

「寛容」とは、「(失敗などをとがめだてしないで)他のいい面を積極的に
認めようとする様子。」となっています。

「海容」の言葉を知った時、なるほど深いな~、と思いましたが、今改めて
調べてみて、「寛容」の方が、さらに深いですね。。。
許すとか許さないでなく、存在そのものを認める、ということなのですから・・・。




全部で90tweetありますが、そのうち、最近のいくつか・・・。

2013年12月03日(火)3 tweetssource





「なんだかんだ言っても同じ人間」による寛容さなど寛容のうちに入らない
arabic.kharuuf.net/archives/422
日本というのは決して寛容な世界ではないわけです。日本に当てはまらないと思ったものに関しては、いかに残酷になりうるのかということ…異質な部分に関しては受け入れない…
posted at 00:33:57



[渡辺一夫「寛容は自らを守るために不寛容に対して不寛容になるべきか」] todorokite.exblog.jp/15924821/
現実には不寛容が厳然として存在する。しかし、我々はそれを激化せしめぬように努力しなければならない。争うべからざることのために争ったということを後になって悟っても…
posted at 00:30:13




www.さとなお.com(さなメモ): 不寛容と闘わない寛容 www.satonao.com/archives/2012/ @satonao310
「まあ、ええやないか」
「やってやろうやないの」
「なんとかなるわ」
あぁ、これだな。そう思った。
寛容と闘わない寛容。そこに突破口があるんだな。
posted at 00:28:00

2013年12月02日(月)2 tweetssource2日


「僕は絶望はしていません。長い闇のむこうに何か希望が見えます。そこには寛容の世界が広がっている。予言です。」 
逝去のちょうど2ヶ月後、3年半前の6月の終わりに、たまたま見ていたニュースで紹介していて、多田氏のことを知り、ブログに書きました。 今この言葉が心に沁み渡ります。。。
posted at 18:13:17

多田富雄氏の最期の言葉「寛容」をめぐって
www.st.rim.or.jp/~success/tadat
お亡くなりになる前、NHKのインタビューにおいて、不自由な手でコンピューターのキーボードを打ち、やっとの思いでコンピューター音声を合成された。遺言とも受け取れるその言葉は次のようなもの…
posted at 18:09:19
   


2013年12月07日(土)2 tweets


posted at 04:07:24

寛容はどこまで非寛容寛容できるのか(上)
nishimori.blog110.fc2.com/blog-entry-124
ローマ人の物語(1)寛容と非寛容
hypertree.blog.so-net.ne.jp/2011-04-08
「0でなければ1」――デジタルな不寛容が生む暮らしにくさ
www.j-cast.com/kaisha/2011/10
posted at 06:30:00

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寛容の反対語は、厳格、不寛容。
厳格だと、「存在を許す」の反対の意味がないような気がする。。。

非寛容という言葉もあるみたいだけど、不寛容と非寛容どっちが正しいのかしら・・・?!


そう、多田氏の「寛容」のメッセージを思い出すきっかけとなったのは、

そして、数日前にもアブドラブッチーさんのブログ記事でも。。。

それ以来、私の中で、「寛容」に関して何かまとめなくては・・・という
思いがふつふつと湧き上がってきて、とりあえず検索してました。
頭の中がまとまったら、また書きたいと思っています。


5/12/2013
11.3
公開

7/12/2013
11.5
追記


2017/4/16追記
写真の表示がおかしくなっていたので、貼り付けなおしを
しました。
先日仕様が変わって、https://・・・のURLでないと受け付け
ないということなので・・・