マザーテレサの心の闇

いつもチェックしているブログで、見つけた記事

この記事をtwitterとfacebookでシェアしたら、何人かの方が
facebookにコメントを書いてくれました。

マザーテレサの心の闇で検索して、見つけた記事。


facebookに書いたコメントをまとめて、少し加筆修正して
こちらでもシェアします。

マザーテレサが、神からの依頼を受け、
誠心誠意奉仕しているのに、以前のように
神の声が聞こえなくなり、神を求め、神から
見捨てられた・・・と感じていた気持ちというのは、
実はなんとなく分かるのです。。。

私は神の声を直接聞いた経験は無いのですが、
阪神大震災後にすべてがOK、生きていることこそが
奇跡であり、幸せなんだと実感できる時を過ごしたこと
があります。

その経験と同じくらい心身ともに平穏を感じ至福を
実感できることは、その後長くは続きませんでした。
瞬間的に感じることはあっても、持続することはないの
ではないかと思います。

でも、私は、それでよいと思っているし、私は私自身を
偽ることなく、やりたいと思ったこと、やろうと思った
ことに向けて、自分自身を常に叱咤激励して今まで
やってきました。

もちろん、常に走り続けることはできないので、
休み休みですけれど・・・。

アルベルカに引っ越し、夫が亡くなり、もうこれ以上の
試練は無いだろうと思っていたけれど、なんだかんだと、
人間関係、仕事関係での試練は続いています。
生きている限り、前に進もうとする限り、そういうこと
なんだろうな・・・って思って、感情に振り回されること
無く、淡々と目の前に起こる出来事を私なりのベストを
尽くしてきちんと対処すればいいんだ、ということが
実感できてからは、かなり楽になりました。

まぁ、これは、私が自分の体験から導き出した境地ですので、
人それぞれ違うと思いますから、参考にしかならないとは
思いますけれど、書いておきます。


前にも書いたことがあると思いますが、私はスペインへ来る前、
マザーテレサの写真と言葉展の言葉のパネル作りを手伝った
ことがあります。

そして、これもとても個人的なことなのですが、私がスペインに
引越ししたのは、1997年7月初めでした。
マザーテレサがお亡くなりになったのが、1997年9月5日。
その数日前、8月31日にダイアナ元妃もお亡くなりになっています。
スペインへ来て、スペイン語のTVと新聞でお二人の訃報を知った時
連続して何故このお二人が亡くならなくてはいけないの?どうして?
あぁ、お二人は天使になって、天界から人々を守ることをお選びに
なったんだな・・・と感じたことを今回のマザーテレサの心の闇の
記事を読んで、思い出しました。

マザーテレサは、心の闇を告白していらっしゃいますが、決して
負けてはいなかったと思います。
心の闇を自分自身の光でしっかり照らしていたから、客観的に
感じ、向かい合うことができたのだと思います。
そして、その心の闇をご自身のものとして、きちんと受け入れる
ことができたからこそ、天へお戻りになったのでしょう。


以前書いたマザーテレサに関する記事

奇しくも今日は、聖金曜日。
イエスが磔になったことを悼み悲しむ日です。
村の行列に参加しました。

イメージ 1













イメージ 2













イエスの受難を悲しむ、ビルヘン・ドロレスの像の
お神輿。。。