自由と平和のための京大有志の会の声明書

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紹介されていた
声明書を転載します。


声明書

戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。

血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。

学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。

生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。

自由と平和のための京大有志の会


Appeal

A war begins under the name of defense.
A war benefits the weapon industry.
A war comes out of control immediately after it begins.

A war is more difficult to be finished than to be begun.
A war hurts not only soldiers but also the elderly and children. 
A war damages the body, and goes deep inside the heart.

The human spirit is not to be manipulated.
Human life should be owned by nobody but oneself.

The sea should not be swamped by military bases. 
The sky should not be defiled under the roars of war crafts.

We wish to live in a unique country that is proud of its wisdom, rather than a ‘normal’ country that esteems military contribution.

Scholarship is not a weapon of war.
Scholarship is not a tool of business.
Scholarship is not to serve power.

In order to protect and create a forum to live with the freedom to think, we must wholeheartedly strike the conceited government.

Kyoto University Campaign for Freedom and Peace


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最後に「魂の法則」から引用しましたが、まさに、これが
真理なのです。

もう一度、引用します。

(162ページから引用)

もっと大きな災いを避けたり、平和や民主主義を守るためには仕方がない、と戦争を正当化する人たちがいますが、これに関してはどう思われますか?

もし本当に平和や自由を愛するならば、自分が主張することと反対のことをしてはならないだろう。目的に対して手段が矛盾するのであれば、その人は嘘つきか偽善者だ。
手段は求める目的と合致しているべきで、目的によってその手段が正当化されることなどあり得ない。戦争によって平和は実現できないし、強制によって自由を得たり、不正によって正義を得ることも不可能だ。

でも、大部分の人びとは平和に暮らすことを望んでいるのに、一部の権力者たちが戦争を決めてしまうのではありませんか?

それなら、なぜ君たちが望むことと反対のことをする者に権力を渡すのかね?
君たちの世界の腹黒い支配者たちが、国民を戦争に召集したとしても、銃を取る者も他者に強要する者も誰一人おらず、武器を製造する者もいないとしたら、彼らがいかに邪悪であろうと、何もできないはずだ。


「安保法案の罪」に書いたコメントをこちらでも
シェアします。

原発事故後の日本で、原発推進の政権になるなんて・・・と、
思っていましたが、日本人一人一人の目覚めのためには、
必要な過程だったのだと、最近は感じています。
第2次世界大戦後70年まもってきた平和をこれからも
維持していきたいものです。
そして、日本だけでなく、地球上の全ての国、地域で、
戦争がなくなることを祈ります。

戦争だけでなく、原発、医療、金融至上資本主義・・・と
乗り越えなくてはいけない課題は山積みですが、
この地球に生きている一人一人が
「目的と手段が矛盾しているかしていないか」を
自己に問いかけ、矛盾を解決するようにしたら、
もっともっと、よくなっていくと思います。

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先日収穫した、乾式農法(水遣りしない)の
カナリア諸島の紫のじゃがいも。