今朝の夢(フラメンコ)

フラメンコを踊っていたのか、
見ていたのか、はっきりしないけど
フラメンコの夢だった。

*************

「フラメンコ」といえば、ジプシー(ロマ)の踊り。
ジプシーといえば、先日の「カルメン」とリンク。
また、フラメンコの歌や踊りというのは、魂の叫びに
喩えられることがありますので、これも最近の私が書いて
いる「無条件の愛」や「許し」、「本当の幸せ」にリンク
しています。。。

なぜ、ジプシー(ロマ)の歌や踊りをフラメンコと呼ぶのか
もしかしたら、この言葉の起源に意味があるのかもしれません。

フラメンコというのは、別の意味で、ベルギーのフランダース
地方のことを指します。
今日、用事でサラマンカへ行って、オランダ人夫妻に会いました。
オランダの隣の国がベルギーで、フランダース地方の話も出ました。
あと、昨日だったか、宮崎駿監督の話をしたときに、ハイジや
母を訪ねて三千里、フランダースの犬の製作者であることを
話したので、こちらもリンクしているかも。。。

それから、フラミンゴのことをスペイン語では
フラメンコと呼びます。


「フラメンコ」の語源について
一つの説は、アラブ語のfelag menguのなまりだというものです。 
その語義は『流浪の民』のことであって、彼らはムーア人がスペインから追放された後に彼らも駆逐されたことを、ジプシーに加わるようになって述懐したのだというのです。 

もう一つの説は、より弱い説ですが、flameante(フラミンゴの意)の誤った発音によるものであって、音楽や音楽家の、野性的な激しやすい性格を表現するために用いられたというのがあります。 

さらにべつの説は、flamencoの字義「フランダース(人)」に基づくものであって、16世紀にフランダースから来た下僕がチャールズ五世の戴冠式の従者になる、つてを求めたことによるというものです。

ハプスルブルグ家出身のスペイン国王カルロス1世(1516-56在位)が― 王は神聖ローマ帝国皇帝カール5世(1519-56在位)でもあったのですが― フランダースからスペインに派遣した大臣と関係します。 この大臣たちはスペインの人々には評判が悪く, 陰で悪口を叩かれていたようなのです。  たぶんゲルマン系の几帳面さがラテン系のスペイン人とは折り合いが悪かったのではないかと想像します。

ちょうどこのころヨーロッパの各地をジプシーが旅をしていました。 スペイン人たちは, この出自不明の得体の知れない流浪の民を, さげすむ意味も込め, フランダース出身者(flamenco)と呼んだのです。

ペイン語では flamenco は踊りの「フラメンコ」だけでなく鳥の「フラミンゴ」も意味します。 ただしこちらは英語の flame 「炎」と同じ語源で, 飛ぶ時の羽の鮮やかなピンク色からそのように名付けられたようです。 

なんか、上に書いたこと、全部が入り混じってる(笑)