~家出~

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~Huir de casa~

小冊子の印刷が終わり、私にとって
自分ひとりで編集した作品で、とても
嬉しくて、喜び勇んでFくんに見せたのに
「ふーん、よかったね」の一言。

なんだか、がっかり・・・。
私が一生懸命やっていたその状況を
見ていたのに・・・。
Sさんが関係しているから、見たくない
知りたくない、って感じで拒否反応だった
可能性はあるのですが、それにしても
なんだかなぁ~って感じ。。。

12月のある日の朝、ごみを捨てに出かけて
家に戻ろうとしたら、鍵を持っていないことに
気づいて、寝ているFくんを起こすのも
かわいそうかな・・・なんて思って、近所を
散歩して時間をつぶし、そろそろ起きている
だろうと思って、お昼近くに戻ったら・・・。

「どこに行ってたんだ?」
「何も言わずに出かけるなんて・・・」
「出て行ったのかと思った・・・」
「出て行かないでくれ・・・」
「置いていかないでくれ・・・」
と言って、私の首を絞めたんです。

何が起こったのか、一瞬分かりませんでした。

その後の記憶はかなりあいまいです。

一緒に出かける用事があったので
昼ごはんを作って食べて、出かけて
夕方帰ってきて・・・。

私は彼と二人で夜を過ごすのが怖くなり、
友達の家に泊まりにいくから、と言って、
一人で出かけました。

昼間のあの勢いなら、夜に私が寝ている
間に、発作的にまた首を絞めるんじゃないか、
ってそんな気がしたんです。

いくら、「もうしないから、あれはつい、感情が
高ぶって・・・」と弁解しても、首を絞めた事実は
消せません。

彼には、そういう、恐ろしい側面があるんだ、
と思ったら、もう、私の中で今までなんとか
一緒に頑張っていこうと思っていた気持ちが
すっかりなくなってしまいました。。。

とにかく、Fくんの近くにいたら、危ないから、
離れなくては・・・という感じでした。。。