「愛の法則」からみた病気⑤

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「愛の法則」からみた病気⑤(P302~)

でも、癒しのエネルギーは、どこから来るのですか?送り手からですか?宇宙からですか?

生命エネルギーは、宇宙のあらゆる場所に存在し、レイキの担い手は、それを必要としている人に集中してエネルギーを向けようとする。時々、送り手となる人が周囲からエネルギーが集められなかった場合に、自分自身の生命エネルギーを譲り渡してしまうことがある。
また、霊的な存在にエネルギーの伝送を手助けしてもらっている人も多く、その人の能力がずっと高められる時もある。この場合は、意識の高い仕事は霊的な存在たちが行っており、レイキの送り手は癒しの魂たちが肉体とエネルギー体に近づけるための媒体として機能する。

人が自分自身のエネルギーを与えてしまうについては、どんな理由があるのでしょうか?

過度に力を投入する、集中力の不足、リラックスできていない、私心なく助けようとしていない、精神的あるいは肉体的な悪習、などが原因だ。
レイキのセッション中に以上のようなことがあれば、送り手は疲れきり、エネルギーが不足し、受け手の不快な症状まで自分で感じてしまったりする。

レイキができるようになるためには、何が必要ですか?

レイキが効力を発揮するために最も重要となるのは、送り手が仲間を助けようとする意志を持つことと、愛を実践して自分のアストラル体の波動を高めることだ。
積極的にエネルギーを受け取ろうとする受け手の姿勢も大切だ。その人がどれだけ素直に信頼することができるかどうか、にもよるからだ。受け手が、レイキに効き目がある筈がないと思ったり、送り手を信用していなかったり、エゴを捨てて愛をとる自己変革をする意思がなく、エネルギーを拒否すれば、その人のチャクラは閉じたままで、送り手にどんなに力があろうと、気は流れない。
ラジオ放送と似ている。番組を聴くためには、強い信号を放つ優れた発信機が必要だが、受信機をつけて正しい周波数に調整するのも同じように大事だろう。
その後は、スポーツと同じで、継続して練習することで、回を追うごとにエネルギーの伝達能力が高まり、もっと大きな波動となる。非打算的に助けようとする意志があれば、いつも最善の結果を得ることができる。
さらに肉体を浄化させれば、エネルギーが身体を通過する際に、波動が低下してしまうこともない。そのためには、菜食と身体の器官にとって有害となる、アルコールやタバコ、その他すべての薬物消費を控えることが必要だ。

エネルギーを送ることができるようになるためには、レイキマスター(ティーチャー)がその人のチャクラを事前に開ける必要があるというのは、本当ですか?

その必要はない。伝送能力は、魂の進化の力量と、他者を助けようとする意志と練習とによる。私利私欲をなくして行うほど、霊界からの援助は大きくなる。
先生の役目は、生徒の潜在能力を開花させることだが、独学も可能だ。スポーツのように、練習すれば能力は増す。そして、他者を助けたいという意志があれば、霊界から必要な援助を授けられる。エネルギー伝授の真の達人がいるのは、霊界だからだ。

レイキの段階を取得するための有料の講習がある、と話しているのを耳にしますが、その件に関して、どうお思いですか?

お金と引き換えに、天国に行けると文書で約束した免罪符と同じような商売だ。最初にレイキを始めた臼井甕男(うすい・みかお)氏が無償で行ったというのに、その後継者たちがどうしてお金を取るのだろうか?
繰り返すが、レイキを始めるために、イニシエーションをする必要などない。どれほど有名であろうと、見返りとしてお金を要求するような人から受けるイニシエーションであれば、なおさらだ。なぜなら、それでお金を儲けようとしているのなら、自称するほどレベルは高くないからだ。
真のマスターは、万人のエネルギーでお金を取ろうとしない。伝達者に過ぎず、謙虚であるので、マスターと名乗ろうともしない。
ここに、イエスの手本がある。エネルギーで多くの人を癒し、弟子たちへの伝授もしたが、誰からもお金を受け取らなかった。

講習だけでなく、レイキのセッションでお金を取る人もいますよ!これについては、どう思われますか?

宇宙エネルギーは、それを扱う人の所有物ではなく、お金を払わずに使用できるものなので、同じく無料で与えねばならない。
レイキでお金を取る人たちは、自分自身のエネルギーや自分が努力して周囲からかき集めたエネルギーを扱うのだろう。
だが、高波動の霊的存在たちからの手助けは期待できない。彼らと同調するためには、心を浄化し、他者を助けたいという無私の思いが必要となるが、お金を取る者には無私の志はなく、金銭的な利益を得ることに関心があるからだ。