深すぎる愛は罪

twitterでいつも心に響くツィートをしていらっしゃる
かおりさんの1月23日の連続ツィートをシェアします。

私自身への戒めのために、そして、私のように苦しんで
いる人の救いになるかもしれないので。。。




深過ぎる愛は罪なのだ。と神様が云う。深い愛は、人と人との垣根や境目をどんどん溶かして消して行く。深い愛は、閉ざされた心を解き放ち、心の自由をもたらす素晴らしい神宝であることは間違いない。けれど一見それは素晴らしい美徳でありながら、実は大変扱いが難しい危険を孕んでいると神様は云う。

深い愛は、積年の孤独を解消する究極の愛との出会いを幻覚させ、その蜜に人間は呑み込まれ易く、簡単に正気を失い易い。その陥る狂気とは恋、そして愛。相互求め合う心あるならば、めでたしもあるけれど、問題は、一方的に感違いして行く人を、正しき理解に引き戻す術が、絶望的に無いという事。

ナウシカの側に居る顔なし。もし顔なしが感違いして自分は特別に愛され側に居ると思い込んでしまったら。一方的な感違いの恋に落ちた顔なしの悲劇を終わらせるために、ナウシカは顔なしとの関係性を断つしか術はない。顔なしは何故もう愛してくれないのか、ナウシカを裏切者と罵倒し憎むかもしれない。

深過ぎる愛の罪とはそういう事。深過ぎる愛は、深過ぎる傷のある所に、慈愛の泉の湧く如く溢れるもの。けれどひとつ間違えば、その泉に溺れる者もあれば、その火口に焼かれる者も居るという事。

深過ぎる愛の一番の危険は、その愛の深さの心地良さゆえに、人の中に眠る甘えや依存の鬼を目覚めさせてしまう事。その危険性を自覚して、自らの愛の深さを自粛し、互いの距離感や自立性を保つ、精神の高潔さが必要であり、この自覚や努力が無い人は、いわゆるダメンズメーカーやダメ親になり下がる。

深過ぎる愛の扱い方を間違えて、愛する人を甘やかして、一生懸命尽くし過ぎ愛し過ぎて、どんどん駄目にしていく理由に気付かずにいる人、何故そうなったのか、相手を責める前に、自らの甘やかしの心と、水浸しの行ないを改めるべし。

愛情深き者は輝きも強く、自ら意識せずとも多くの悲しみを惹きつけ、多くを癒す御神徳を天から授かっている。その神宝を、星と云い、花と呼ぶ。天高く星と輝き、大地の花と咲く。深い愛を持つがゆえに、星を持つ者、花を持つ者。その悲しみを我が事と引き受け、覚悟し歩む道。その道は神の道へ続く。


連続ツィートを読んで、かおりさんにメッセージ。

かおりさん、深過ぎる愛に関する連続ツィート、ありがとうございます。過去を思い起こすと、耳が痛いです。何度も痛い思いをして、最近はかなり自制するようにしているのですが、もう一度自分自身を見つめ直します。ダメンズメーカーやダメ親になり下がらないように…。


たしかに、そうなんです。。。
私は、情に流されやすいところがあるので、
気をつけなくてはいけない。
相手の人や私自身を、傷つけたり、苦しむような
ことにならないように私自身を律しながら、均衡を
崩さないように・・・。

今まで、人間関係のトラブルがよくあって、いつも、
私のせいじゃないかと、罪の意識を感じていました。
やはり、私がやりすぎてしまったのだろうと思います。
もう少し控えめにしていれば、トラブルを回避できた
のかもしれない。。。

とはいえ、私も未熟なので、ついつい私にできることは
やってあげないと・・・って思ってしまうんですよね
そうしているうちに、できること以上に、無理してやり
すぎてしまって、自分の首をしめるようなことになったり、
相手の方から嫌われたり、煙たがられたり、暴言を
吐かれたり、離れていったり。。。

同じ過ちをもう繰り返さないようにしよう・・・。



かおりさんがこの連続ツィートをした夜、私は3度めの
「月暈(白虹)」を見ました。

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この写真は、記事には載せなかったけれど、夕食後に外に出て
撮ったもの。

環の弧とお月さまの間に、ふたご座のカストルとポルックスが、
お月さまの右側には、こいぬ座のプロキオン、そして、オリオン座の
一部が写っています。