場面緘黙(かんもく)を知ってください
6月の終わりに「地球を包む愛の共鳴」に書きましたが
一番下の息子が場面緘黙(かんもく)という症状を
持っているため、これから、関連するサイトや動画を
シェアしていきます。
動画制作:わかやさん
Publicado el 24 may. 2015
<わかやさんからのメッセージ転載>
以下に、この動画をご覧になる前に読んでいただきたい文です。
以下に、この動画をご覧になる前に読んでいただきたい文です。
5月の場面緘黙啓発月間ということで、今年は素晴らしいメンバーの協力をいただき、動画を作成することができました。
ナレーション:AIRIさん
ナレーター
幼稚園~小学一年生の途中まで場面緘黙の経験あり
協力:ボイスサンプル青山
イラスト:はやし みこさん
『なっちゃんの声』『どうして声が出ないの?』(共に学苑社)の著者
今年のテーマは
「娘の同級生に見てもらいたい動画」でした。
私の思いを理解し、お願いを快諾してくださった皆さんに感謝をいたします。
こどもに向けたものですが、動画の中には「場面かんもく」という言葉がでてきます。
子どもたちに、「場面かんもく」という名前を伝える、メリット・デメリットを考え、あえて「メリット」に注目することにしました。
それは「場面緘黙を『知る』」ことができ、『理解』につながる、ということです。
デメリットで恐れられるのは、「名前」を知ることにより、確かな理解のないまま差別的に使われるのではないか、ということだと思います。
子どもたちの反応に、的確に対応できる「知識」と「理解」をもったひとが、一緒にこの動画を見てくださることを希望します。
そのために、まずは、「おとな」の私たちが、しっかりと「場面緘黙」を理解し、この動画と向き合ってみなくてはいけないと思います。
私自身、すぐにこの動画を娘の同級生に見せる自信はまだありません。
これから、私がもう一度この動画としっかりと向き合い、娘をとりまく環境を把握し、必要な手立てを準備しないといけないと思っています。
娘と一緒に完成した動画をみました。
感想は
「なっちゃん、かわいい♪」
でした(^^)
いま、娘と「かんもく」に向き合って、ゆっくり考えています。
イラストを描いてくださったはやしさんが以下のように紹介してくださっています。
【5月は場面緘黙啓発月間】
場面緘黙の動画を今年も作っていただきました。
今年の動画はクラスメートに向けた啓発動画になっています。
「場面緘黙」は、近年マスメディアで少しずつ取り上げられるようになり、
テレビを見て、名称を知った子ども本人やクラスメートもいました。
こうしたことは、これからも増えていくでしょう。
この動画には「場面かんもく」の名称が出てきます。
-こんななっちゃんのような状態を「場面かんもく」といいます-
年齢が少し上になると、「場面かんもく」のことばを知って「ホッとした」「うれしかった」と
思う子どももいます。
名称を伝えることで、より真剣に考えてくれるお友だちもいます。
-あなたの力が、あなたの目の前のお友だちの小さな「だいじょうぶ」をつみあげられる力となる-
その力を引き出すために、
「場面かんもく」の名称を動画であえて使用されているのだと、私は思います。
この動画は、子どもたちが「場面かんもく」を最初に知るのに、適した教材になり得ると思います。
また、この動画はかんもくの子ども本人に見せてもいいと思います。
「あなたはひとりじゃないよ」が、伝わると思います。
はやしみこ
<転載終了>
この動画の元になった絵本
「なっちゃんの声」は出版されています。
アマゾンで購入する 重版(4刷)決定しました (2013年7月) | 2011年1月20日発売 なっちゃんの声ー学校で話せない子どもたちの理解のためにhttp://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=silencenet77-22&l=as2&o=9&a=4761407352 B5判 定価1680円 (1600円+税) ぶんとえ はやしみこ 医学解説 金原洋治 監修 かんもくネット 発行 学苑社 【目次詳細】 なっちゃんの声 本書を手にされたあなたへ (話すことがむずかしいあなたへ) (クラスのみなさんへ) (保護者・支援者のみなさんへへ) あとがき クラスのみなさんへ(中1女子当事者が書いた手紙) 医学解説 |
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