映画『福島原発の悲劇』

映画『福島原発の悲劇』
(英語版原題 "Fukushima: A Nuclear Story") 

下記URLで期間限定で公開されています。
ぜひ一人でも多くの方に見ていただきたいて、
今、日本で、世界で何が起こっているのか
現実に目を背けずに、
しっかりと向き合って
いただきたいと思っています。
そして、今、何が一番大切なのか、それぞれが
考えて行動しながら生きていくしかありません。




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後半が削除されたようで、再度アップされていました。





映画『福島原発の悲劇』(英語版原題 "Fukushima: A Nuclear Story") 
この映画は、昨年3月11日にイタリアのSKYTG24テレビ放送で初公開され、その後、アメリカ、カナダ、ブラジルも含めて、世界16ヶ国で放映されました。が、日本では未だ正式公開されてはいません。全テレビ局おことわりしました。 
しかしながら、これは、特に日本人の為に作られた映画なのです。日本の人々がこの映画を観れるように、その権利を守るために、今から1週間にかけて、無料配信致します。 
是非御覧ください。 
そして、宜しければ、是非コメントをお寄せください。 
宜しくお願い致します。 

【あらすじ・解説】 
これは、2011年3月に発生した二つの悲劇の真実を、4年間にわたって追った迫真の旅のドキュメンタリー映画である。 
監督/マッテオ・ガリアルディ 
脚本/クリスティン・ラインホルド、マッテオ・ガリアルディ、ピオ・デミリア 
写真/ピオ デミリア、 ギッロム ブレッション 
ナレション/ ウィレム ダフォ / WIllem Dafoe 
制作/テアトロ・プリーモ・ストゥディオ、フィルム・ビヨンド 
2016年、イタリア 

東日本大震災の当日、東京に滞在中であった、Skyテレビ局のイタリア人特派員ピオ・デミリアは、津波に襲われた被災地に直ちに向かい、現地に辿り着いた最初の外国人記者となった。 
彼は、津波によって破壊された町村を取材した後、政府が避難指示を出した福島第一原発から20㎞圏内の「立入禁止区域」侵入に成功する。 
その時、原発の門までは到達するものの、中には入ることが叶わなかった。 
彼が原発内に入るには、東京電力が2013年8月に福島第一原発を海外メディアに公開するまで、待たなくてはならない… 
原発事故発生からの全ての出来事や政府の決定を細かく調べた上で、彼は300時間以上に及ぶ動画を撮影した。 
衝撃的な映像と、破壊された地域の住民や地方当局[地方自治体]や政府当局へのインタビューを通して、政府と「原発村」の決定によって生じた社会問題が、注目されてゆく[浮き彫りにされてゆく]。 
菅直人元首相の熱烈な独占インタビューでは、津波の後の福島第一原発事故について、真実が語られている。東京そして日本は、幸運にも[奇跡のような幸運にも]、より大きな災害から救われていた事実が明らかとなる[明かされる]。 
この『福島原発の悲劇』という映画は、福島第一原発事故についてではない、寧ろ、福島第一原発事故から始まる物語の映画なのである。 
原子力発電という方法は正しい選択なのか?リスクやお金はどれ程のものなのだろう?原発の設計計画を立てる際に、依頼者の利益よりもリスク対策は優先されているだろうか? 
偶然に壊れていたバルブのお陰で、より大きな惨事が避けられていた__ 
原発はどれくらい安全か? 
原発施設の管理体制や使用(稼働)方法、そして安全性に関して、一体どれだけ知られているのだろう? 
何十年も掛かったチェルノブイリ原発の場合とは異なり、福島第一原発は事故後2年で海外メディアを通じて世界中に公開され、何が本当に起きていたかがやっと分かった。 
日本の国民は真実を求め、国の安全や未来を守るための抗議デモに、初めて多くの一般市民が参加した。 
迫力的かつ繊細な日本アートである漫画を使うことで[日本の芸術、漫画が迫力的且つ繊細な描写で]、日本国内の歴史上や現代の悲惨な出来事についても紹介していく。 
作品中には、ファブリツィオ・カンパネッリ作曲、ブタペスト交響楽団演奏による感動的な音楽が使用されている。



 2011年3月12日午前0:06にそれは起きていました。
 そのとき1号機で炉心溶融(メルトダウン)が起きて、格納容器の内圧が高温でだんだん上昇し、設計上の耐圧(4気圧)をはるかに超えてついに「8気圧」となっていました。
それは、今にも格納容器が大破して、連鎖的に2号機、3号機の大破が起こり、4号機プールを含めて広島原爆44,000発分の放射能が国土に飛散しそうでした。それは今の一瞬にも起きそうでした。
 これが「(首都圏を含む)5,000万人避難の第一回目の危機」です。
 1号機のベント操作(格納容器内の空気をいったん水に通して大気に放出すること)は困難を極めました。困難のままの状態でどうやっても上手くいきませんでした。14:30に格納容器の「破損」が起こり、圧力が下がりました。(管直人 『東電福島原発事故』幻冬舎新書 2012年刊)
 上記の日本人の「5,000万人避難の第一回目の危機」について報道はありませんでした。
 その日(3月12日)経産省・原子力安全保安院は「レベル4」(近隣に影響なし)と発表しました。

 (参考) 
「首都圏を含む5千万人の第2回目の危機(3月15日)
http://www.geocities.jp/flowercities/amaterasu/tohoku.jpg
強制避難区域(170Km)と避難許容区域(250Km)
原子力委員会委員長近藤駿介『福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描』2011年3月25日(管直人首相に提出)よりGoogle Earth地図上に























虹色オリハルコンのブログの菅さんからのメッセージ」
菅直人 3.11メッセージ 『未来世代に手渡せる日本を』


14/3/2017
2.17

想像を絶する悲惨なことが起こり、あまりに大きな
ストレスを受けると、痛みを和らげるために、
脳内麻薬のエンドルフィンが大量放出され、思考停止、
そして、あるがままを受容し反抗もしない状態になって
しまうことがあるようです。
福島原発の事故以降、そういう状態に陥ってしまって
いる方が多いのかもしれません。
個人の力で解決できることをはるかに超えてしまって
いる問題が発生してしまったのですから。。。 

でも、このまま死を待つ草食動物のように思考停止の
ままでいいのでしょうか?

事実を受け止め、現実を受け入れること、そして
対策を講じること、が大切です。

「命」が関わっているんです。
自分の命だけでなく、未来の世代の命も。。。

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3月11日、アーモンドの花が満開でした。