子どもからの愛

「魂の法則」「愛の法則」の転載記事を今までに
いくつか書きましたが、今回は「生きがいの創造」
シリーズの著作をお持ちの飯田史彦氏のある本から
書き写して転載します。

この本は、昨年3月、マドリッドに住む友人がアルベルカで
「魂の法則」と「愛の法則」の著者であるヴィセントさんの
講演会があったときに、もう読み終わった本だから、と
2冊置いて行ってくれたうちの一冊です。

飯田氏のことは、以前から知っていましたが、読んだこと
ありませんでした。
「虹色オリハルコン」のブログの金木犀さんも推薦されて
いるので、興味はあったのですが、本をいただいてからも
読み始めるまでに時間がかかりました。

昨年9月、「奇跡の癒し」の心身統一合氣道の師範であり
氣圧法の治療師でもある方がいらしたとき、お土産ですと
おっしゃって「生きがいの創造」をくださいました。

まったく関連のない3人から、薦められたのであれば読ま
なくてはいけない、と思い、遅ればせながら読み始めたわけ
です。。。
とりあえず、最初は、どばーっと、3冊を飛ばし読みして、
全体の把握をして、これは、やはり、真理が書いてあると
確信し、2度読み、3度読みをしました。
何度読んだかもう覚えていません(笑)

いくつか、とても印象に残ったエピソードがありますが
今日は、その中から、私の最近のテーマである子どもとの
関係についての部分です。

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前置きが長くなりましたが・・・引用します。

「愛の論理~私たちは、どこまで愛せばゆるされるのか」
著:飯田史彦 PHP文庫

P295~298から

子どもからの愛

教育と愛について考察しようとする際に、私たちはつい、親や教師が子どもたちに対して与える「愛」のことだけを、イメージしてしまいがちです。しかし、その前にまず知っておくべきことは、小さな子どもが、親や教師に対して、大人顔負けの「愛」をもって接してくれているという事実です。小さな子どもは、まさに、親や教師にとって「愛のお手本」を示してくれているのです
このことについて、金盛浦子先生は、『新米パパに読ませたい、ふたりでする子育て』のなかで、次のように強調しています。
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子供の愛は親の愛よりも深い、それが事実です。(中略)
実は断言できるんです。どちらが深いかと言えば、これは間違いなく「子どもの愛だ」と断言できます。
もしも、あなたが、なにかの行きがかりで子どもに手をあげてしまった、殴ってしまったとしましょう。
子どもは、あなたを恨みますか?痛みを感じながら、悲しみながら、大きなショックを受けながら、しかし恨みません。自分に悪いところがあったからだと引き受け、それを親だからこその愛だと納得し、あなたの行き過ぎを許します。あなたを深く愛し求めているからにほかなりません。
では、もしもあなたが、なにかの行きがかりで子どもに殴られたとしたら、あなたは、あなたの子どもがそうするほどに子どもを許せますか?
怒るはずです。子どもが親に暴力をふるうなど、決して許されることではないと憤慨するかもしれません。ときには恨み、根にもつことだってあります。あなたは、子どもがそうできるほどには子どもを許せないのです。つまり、子どもの愛のほうが親の愛よりも深いということです。
わかりにくい話でしょうか。納得しかねる話ですか?
私たち大人・親は、知らず知らずのうちに、子どもの思いをずいぶん裏切っています。身勝手を押しつけもしています。それでも子どもは、あなたをこの世でたった一人の父親として求め続けてくれますね。よほどのことがないかぎり親を恨んだり憎んだりしません。
けれど親は、子どもが裏切ったと感じれば憤ります。恨み憎みさえすることだってあります。子どもになにかを押しつけられたりしたら憤怒しかねません。
親とは、そのていどの者でもあるのです。
私は、親の愛など浅はかなものでしかない、と言っているわけではありません。もちろん、親だって子どもに負けないくらい深い愛を胸にしています。けれども子どもの愛は、私たち大人が通常思っている以上に深いものだということ、子どもはどこまででも親を許したくて生きていてくれるということを、大事なことを忘れてはならない事実として、胸においていただきたいと願うのです。
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なぜ、小さな子どもの愛は、親の愛よりも深いのか・・・それは、小さな子どもたちは、まだ物質世界・人間社会での経験が少ないため、人間として生まれる前に持っていた「人間を超える愛」を、忘れないで持ち続けているからではないでしょうか、そして多くの人々の場合、その先天的な愛は、人間として生きるうちに、しだいに忘れていったり、汚れがついて見えなくなったりしてしまうのです。
したがって、私は、子どもが先天的な愛をまだ覚えているうちに、その愛を人間としての体のなかにしっかりとはぐくみ、決して忘れることのないようにしておいてあげることが、乳幼児から児童にいたる過程で求められる教育だと思っています。

引用以上

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いかがでしょう?

今、子育てされている方、もう子育てが終った方、
なるほどーと感じる部分がありましたでしょうか?

これから子育てをされる方にとっては、ええっ?!って
感じることかもしれませんが、自分が子どもだったときの
ことを思い出してみてください。
親に対してどのように感じていたか、思っていたか・・・。

子どもを産み、育て、次の担い手に託していくことで
私たちは、理想の社会、平和な世界が実現できます。

オバマ大統領も昨年の広島のスピーチでおっしゃっていました。
「私が生きているうちにそれが実現することはないかもしれません。」
でも、私たちの願いを、思いを次の時代を担う子どもたちに託す
ことはできます。

だからこそ、子どもたちが生まれてきたときにすでに持っている
「人間を超える愛」つまり「無条件の愛」を忘れさせないように、
大切に育てなくてはいけないんです。

その方法は、「愛の法則」の中に書いてあります。


「愛の法則」の真逆の例。。。

25/03/2017
2.28

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一昨日、朝起きたら、雪が積もっていて真っ白。
昨日も、どばーっと降って、積もるかと思ったけど
結局すぐ止んで終わり。
今日も相変わらず曇っているから、寒い。。。
春分が終って、花も咲き始めているときに雪が降ると
果物の実りに影響するのでちょっと困る。。。
でも、夏の水不足対策には、この時期の雨や雪は大歓迎。


今日の夜、夏時間に移行します。
明日から、日本とスペインの時差は7時間に♪
昼間というか、明るい時間が長くなって
生活ペースがおかしくなってしまう・・・。


 ∞ ∞ ∞

季節はずれだけど(笑)
全ての人々に起こりますように
祈りを込めて・・・。



 ∞ ∞ ∞

もう、過ぎてしまいましたが・・・。
311だからではなく、毎日やってもいいかも・・・。


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