依存症と発達障害など

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虹色オリハルコンのブログに最近書いたコメントを
こちらでもシェアします。

まず、「子どものスマホ・学力に差が出る?」の記事のコメント。

ジョッブスの呪いですか。。。 
2017-09-06 17:40:12
彼は、自分の子どもには、自分の会社が販売しているスマホなど使わせなかったそうですからね。。。

ということは、子どもに良い影響を与えないということを彼も知っていたってことですよね。
それなのに、会社の利益を優先して、市場に売り出してしまったのですから。。。
一つが出たら、真似して同じようなものを同業他社が製品化することは、分かりきっていたことですよね。。。

我が家でも、コンピューター、スマホをそれぞれ持っていて、子どもはだめ、親はOKでは、説得力なさすぎで、我が家はカオスです。。。

ただ、「学力」が低いのと、知能があるというのは別問題だし、ここまで科学技術が発達した世界の中で、今までの学習形態が本当に正しいのか、というと、それも、疑問を感じているので、21世紀の子どもたちを、単に学校の勉強だけで評価するのは、何か違うな、という気がしています。

いろいろな方から、コンピューター、スマホを取り上げればいい、というアドバイスをいただくのですが、子ども自身がそのことを納得しないと、強制でしかないので、未来の禍根を生むのでは・・・と思い、ついつい、言葉だけでの注意だけで終わっちゃうんですよね。

時代の過渡期の子どもたちなので、自分の子どもを観察しながら、未来がどこへ向かおうとしているのかを見守っている感じです。。。



依存症 
2017-09-07 22:12:38
さらに詳しい記事を書いてくださってありがとうございます。

うちの3人の息子たちは、まさに、「iGen(アイジェン)」の世代に入っています。
この世代の後半そしてその次の世代の子どもたちは、生まれたときから、スマホやタブレットを絵本代わりに親(全ての親じゃないですけど)が渡し、育てられていますから、思春期になったときには、どうなるのでしょうね。
昔は、ビデオに子守をさせないように、とよく言われましたが、4、5歳の小さな子供がタブレットやスマホでゲームをしたりビデオを見たりしているのを見かけたことがよくあります。

スマホ依存も、依存症の一つです。
ネット依存、ゲーム依存、ギャンブル依存、アルコール依存、タバコ依存、ドラッグ依存、恋愛依存、DVなどなど、依存の形態はたくさんあります。

知り合いにドラッグ依存の息子さんと弟さんがいて、時々話を聞くのですが、もう、どのように助けていいのかさえ、解決の糸口が見えないのです。

依存症の人たちは、恐らく、ドーパミン中毒なんだと思います。
同じことをやっていても、依存症になる人とならない人がいます。
その違いは何なのか、そもそも、なぜ、依存してしまうのか、というところから解明していかないと、この社会現象を止めることはできないのではないかと思っています。

依存傾向の人たちは、世の中にたくさんいます。
病的レベルで依存症として治療しなくてはいけない程度から、日常生活に対して差し障りの対程度までさまざまです。
一つの依存から立ち直っても、次の依存へ陥ってしまう可能性が高いということも報告されています。
また、ADHDやアスペルがー症候群の人は依存症に陥りやすいという傾向もあるようです。
障碍者などの弱者を切り捨てたり、自分と違う人を排除したりする冷たい社会だから、依存症の人が増えているような気がしています。

先日の、次郎くんを暖かく迎える社会が普通だったら、たぶん、依存症になる人も少ないんじゃないかな・・・という気がするのです。

依存症の原因 
2017-09-09 15:38:00
ここにコメントを書いた後、どうしたら依存症を克服できるのだろうか、そもそも依存症になってしまう原因は何なのだろうか。。。と、つらつらと考えていました。

知り合いの息子さんと弟さんがドラッグ依存症なのです。知り合いとはたまに会いますが、息子さんや弟さんには会ったことはないので、ドラッグ依存の人は直接的には知らないのですが・・・。
アルコール依存の人は、直接の知り合いでいるかも。。。
と聞くと、わたしの周りの人間関係が相当乱れているように感じるかもしれませんね。日本では信じられないかもしれませんが、スペインでは結構身近にいるんですよ。。。

昨日の夕方お散歩へ出かける前にもまた考えていて、帰ってきてから、夕食のあと、twitterを見たら、去年のわたしのツィートがリツイートされていて、見覚えのない記事だったので読んでみたら、依存症の原因に関する記事でした。

動画は英語ですが、右下の部分で日本語を選んだら自動生成の日本語字幕がつきます。

説明は書きませんので、ぜひ見てみてください。

それと、ADHDなど発達障害の人がが依存症になりやすいというのは、この表を見ると、分かりやすいです。

上の表には当てはまらない新しいタイプのADHDも出てきているようです。
うちの一番下なんか、そうです。
厳密には、ADHDではなく、HSP(超敏感)タイプなのですが、今の一般的な精神科では、ADHDとして診断されることが多いのです。
あと、両親のしつけ、教育など周囲の環境に過剰適応してしまうタイプもいて、その人は、一見ADHDには見えないし、優秀だったりするのですが、内面に爆弾を抱えている状態が続いているんです。
たぶん、私がこのタイプで、親元にいるときにはなんとか、普通に生きていられましたが、親元を離れてから、めちゃくちゃな人生になりました。
でも、ずっと親の近くに居続けたら、いい子を演じ続けて、精神的に不安定になったんじゃないか、という気がしています。

私は、セルフテストでは、自閉傾向も高かったんです。どうやら、アスペルガー症候群とADHDは併発することもあるようなんです。不思議なんですけれど。
病院で診断を受けたわけではなく、ネット情報による自己診断ですけれど、この1年、いろいろ見ていて自分の過去を思い返して、腑に落ちることがたくさんありました。
自分が、アスペルがー、ADHDだと認識した上で、どう生きるか、と考えたると、気が楽になりました(笑)
今までは、なぜできないのか、どうしてなのか、と堂々巡りの自問自答に陥ることがたまにあり、できない自分を責めて落ち込んだりしましたが、割り切って、できないことを認めてしまい、そこからどうするかと考えることができるようになりました。
まだ、軌道修正はできていませんけれど。。。
わたしがこういう状態なので、子供たちが、ネット依存状態になってしまうのも、無理はないんです。。。家族全員凸凹ですから(笑)

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発達障害とは? 
2017-09-10 02:43:10
今日見つけて、おぉーっと思ったスピーチ動画です。

TED ROSIE KING
自閉症がいかに私を解き放ち、私らしく感じさせてくれるか

とても興味深いビデオです。
彼女のスピーチの書き起こしの一部から
「「普通」とは何でしょう? 「普通」とはどういう意味でしょうか? それが今までで受けた 最高の褒め言葉だと想像して下さい 「君は実に普通だね」 (笑) しかし褒め言葉って こうですよね 「君は人並み外れているね」 「型破りだね」とか これは「素晴らしい」という意味です では もしそう褒められたいのなら なぜ多くの人は懸命に 普通になろうとするのでしょう? なぜ人々は キラキラした個性を 型にはめ込んでしまうのでしょうか? 人々はあまりにも違いを恐れるあまり 全ての人を― そうなりたいと思わない人や そうなれない人をも― 普通にしようとします LGBTQや自閉症の人々を 「普通」にしようとする訓練が存在します 今時 そんなことをするなんて 恐ろしいことです
(中略)
私たちが人の心の内に 触れることができないのなら― 自閉症の人でも そうでなくても構いませんが― 普通から外れていることを とがめるのではなく その独自性を讃え 彼らが想像力を解き放てたことを 喜んではどうでしょうか?」

ほんと、普通って何?障害って何?人間って何?って考えさせられます。

みんな違って、みんないい、でいいじゃないって。。。
それぞれ違う個性を持っているからこそ、楽しい、でいじゃないって。。。
お互いの違いを認め合い、尊重し合いながら、調和して生きていくことが、できるはず。。。

SMAPがTVの世界で、わたしたちにお手本を見せてくれたように。。。
新しい時代、意識レベル250を超えた時代へと突入したのですから。


たしかに。。。 
2017-09-11 01:35:53
>自閉症でも愛に溢れる人がいる一方で、中には、雄弁に嘘をつく人もいます。

わたしは、わたし自身が夢見がちで、いつも良い面ばかり見てしまって、何度も失敗しているのですが、それでも、同じことを繰り返しているなーと自覚はあるんです。
でも、やめられない、というか、なぜかそうなってしまう・・・。
動画を見た瞬間の印象を思い出すと、なんか、張り詰めたものを感じました。
必死に訴えようとしている感じというか。
政治家じゃないので、油断してました(笑)
そして最初の印象よりも、自閉症を持っている人がこんな風にはつらつと話すなんて、すごい!という部分に意識がいってしまって、スピーチ内容を読んで、またすごい、素晴らしいとなりました。
去年の都知事選の小池さんタイプ?!だったのでしょうか。

前におっしゃってましたよね、現実でもネットでもリーダー的存在には「プライド」の人が多いって、それと、意外と「欲望」の人も話が分かるって・・・。
まくし立てるというか、主張をする人は、目立つし最もなことを言っていたら、代弁者だ!とつい飛びつき、応援したくなってしまいますもんね。

>少数の高いエネルギーの群と圧倒的多数の弱いエネルギーの群大きく二極分化しているだけ・・・

上下がひっくり返るのは、まだ、どちらつかずの中間層(日和見)の動向次第ということなのでしょうかね。
日和見層が、パワーへジャンプしたら、いいなぁーという願望が、目を曇らせ、思考にだまされ(笑)、判断がまちがってしまうのかもしれません。

まさに、「過度の期待しないでください 」ですね。
ありがとうございます。

 ∞ ∞ ∞

わたしが書いたコメントだけをシェアしていますが、
ぜひ、記事、その他のコメントも読んでみてください。

とてもいい記事ばかりです。

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わたしは、海外に暮らしているため、日本とのやり取りは
全てネットを使っているため、起きている時間の大半を
PCの画面に向かって過ごしています。
ネット依存症だと思います。

もちろん、用事があって、出かけていて、人と話したり
何かしなくてはいけないことがあるときは、そちらを
優先します。

何がわたしをネットへと駆り立てるのか。。。
そもそも、最初のきっかけは。。。
何のために、わたしは、ネットを使っているのか。。。
すこし、そこに向き合わなくてはいけない時期にきたみたいです。
わたしの中では答えはあるのですが、それを言葉にしないまま
この何年か、ずっと過ごしていました。

公開記事にしないで、まずは、非公開記事でわたしとネットとの
関係について向き合ってみようと思います。

10/9/2017
7.20

ここまで書いて、翌朝の今日、答えになるような記事を
twitterで見つけてしまいました。

「覚せい剤の乱用文化は日本起源だった」〈実は、覚せい剤、つまりアッパー系の元気が出るいけない薬物は、ほとんど日本独自の乱用文化だったんです…〉(研究者・松本俊彦、文・川端裕人) http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/17/040500003/041100003/

この記事を見に行ったら、シリーズでした。

研究室に行ってみた。国立精神・神経医療研究センター 

第1回から、気になった部分を抜き出します。

「意志が弱いから依存症になったというよりは、むしろ我慢強い人が多いんです。しんどい時に、あちこちで愚痴を言えれば、メンタルヘルス的にはいいけど、愚痴をこぼさず、人に頼ったりせずに、酒1本、薬1本で何とか乗り切ろうとする人。そういった人たちがやっぱり依存症になりやすいんですよ。彼らが人に頼らないのにはわけがあるんです。多分、これまでの人生の経験の中で、人は信じられないとか、人は裏切るよなって経験をしてる。学術的なエビデンス(証拠)としてはっきり出ているのは、例えば女性なんかは、小さいときに性的な虐待を受けていたり、男の子なんかでも、アル中の父親からの暴力を受けてたりとか、多くの傷つき体験を持っている人たちが、薬物依存になるリスクが高いんです」

意志の問題じゃない。
人に頼れず、むしろ物(薬物)に頼ろうとしてしまうくらい傷ついた人。そういう人が薬物に依存する可能性が高くなる、と。
「結局、依存症って、人に依存できない病」なんですよと松本さんは含蓄深い言葉を述べた。

最近では、いわゆる「ギャンブル依存」のような、薬物によらない、しかし、深刻な依存の存在もよく話題になる。これらも、「治療」のサポートが弱いために、多くの患者が、周囲の人にあきれられ、見捨てられ、ついには社会性を破綻させ、人生をスポイルしてしまう。

う~ん。。。って感じ。

個人の問題であるには違いないけれど、やはり社会問題。
自然からあまりにもかけ離れた生活、あまりにも激しい競争社会の
中で、人間同士のふれあいが欠如し、思いやりや優しさに期待できず
人を信じられず、薬物やアルコール、ギャンブル、ネットなどなどに
依存してしまう・・・って本当に悲しいですね。

我が家も、家族4人でネット・ゲーム依存状態なので、なんとか
しようと家族療法を始めましたが、どうなることやら。。。

11/09/2017
7.21

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今日は、アメリカのテロ事件から16年めの日。
東北大震災からは、6年半・・・。
日本だけでなく世界中の人々が、地球上に住む全ての生物が、幸せに、平和に生きることができますように。。。
昨日の夕方、環天頂アークが見えました♪
お日さまの両側に幻日も見えましたが、携帯しか持って
いなかったので、綺麗に写りませんでした。。。
ざんねん。