在外選挙郵便投票について

書きました在外選挙ができなかった件の詳細です。

在外選挙人登録をしているので、今回の衆議院選挙で
投票するために、郵便投票を選び、投票用紙請求をした
ところ投票用紙が届いたのが19日だったため、それから
郵送しても22日までに日本の選管に届く可能性はゼロの
ため、選挙権を行使することができませんでした。

twitterでそのことをつぶやいたら、ドイツやカザフスタン、
イギリス在住の方が投票できなかったという話を聞き、
まず、総務省、外務省、地元選管に連絡しました。
翌日には、自民党と立憲民主党にも送りました。
立憲民主党からは、翌日「参考にします」との返信メールが
ありました。
そして、twitterで、領事部にも連絡しておいたほうがよいと
聞き、翌日マドリッドの領事部に電話し、メールでも送って
ほしいと言われたため、送ったものをブログでもシェアします。

この翌々日には、ほぼ同内容を河野外務大臣宛にもサイトの
お問い合わせフォームから送りました。

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在スペイン日本大使館領事部御中

いつもお世話になっております。

先ほど、お電話を差し上げて、○○さんという女性方にお話しましたが、既に送付した、総務省・外務省および地元選管へのメールの内容に加筆してご送付いたします。


わたしは、今回の衆議院選挙で郵便投票を選び投票用紙の申請をしたのですが、結果的に投票ができませんでした。
投票用紙が手元に届いたのが19日だったからです。

昨年の参議院選挙に関しては、事前に請求していたため、投票できましたが、今回は、できませんでした。


改善を求めて、22日に、総務省と外務省、そして地元選管に申し入れを下記のようにいたしました。

在外投票の郵便投票制度について
今回の衆議院選挙にあたり、スペインの地方の村に在住していて、在外公館での投票が難しいため、郵便投票を選択し、解散直後、日本の選挙管理委員会に投票用紙の申請をしましたところ、投票用紙が手元に届いたのが、19日で、投票に間に合いませんでした。選管の発送日は13日でした。当方からの申請が届いた時点で公示前に速やかに発送していてくれたら、ぎりぎり間に合ったと思いますが、現実はそうではなく、まるで、海外居住者の票が切り捨てられたような気持ちになりました。
今後このようなことがないように、在外公館で投票をする場合と同じように、在外公館への投票用紙申請をし、在外公館へ送付というのであれば、十分間に合ったと思います。

ヨーロッパ在住者に投票用紙が届かなかったという方がいらっしゃるのをtwitterで散見しています。
衆議院の解散から投票日までの日程が短いため、今回のように日本への申請では間に合わないことが多いと思いますので、郵送投票の方法を、日本の選管ではなく、在外公館に変更していただけるようご検討いただけたら、と思います。
在外公館の職員の方の負担が増えるの重々承知しておりますが、国政参加の機会を奪われるのは誠に遺憾です。
よろしくお願いいたします。


以上が、総務省と外務省に送った要望です。
地元の選管にも、在外公館郵送投票の件を省き、公示前郵送をしてくれていたら投票できたのではないかと思うので、今後は気をつけてほしい旨を要望しました。


総務省、外務省、地元選管へのメールには書かなかったことですが、その後いろいろ明らかになった事を追記します。

先日からやり取りしているのですが、
【海外ネット投票特区というアイデア】が
あるのを知りました。
「在外投票はネット化するしかありません。
ただ問題はその実現方法です。
一番ハードルが低いのは、在外投票を
「海外ネット投票特区」
と位置づけ、ネット投票の実験の場とするアイデアです。
在外投票議連にも提案する予定です。」

21世紀に入っているのですから、旧来的なやり方に固執するのではなく、時代に適応化していくことが望ましいと思います。
海外在住者は、ほぼ100%ネット使用に慣れていますから、いい試みだと思います。
あるツィートによると、
海外在留邦人は132万人(平成27年)で有権者は105万人
平成11年からの在外選挙制度で海外在留邦人も参政権があり、海外で投票できるが、条件・手続きが面倒・煩雑で105万人の有権者で在外選挙名簿登録は僅か10万人で10%で、その10万人の2万3613人が前回投票の22%の投票率


投票用紙の申請をしたのは10月2日で、最初から、ぎりぎりのスケジュールでした。
解散が決まったとき翌日発送しようとしたのですが、選挙人証が見当たらず、今回は、投票できないと思っていたら、思いもよらない場所から見つかり、あわてて、送付しましたが、最短で日本に届き最短で返送されたら、ぎりぎり間に合うかもしれないという賭けでした。

現在スペインの郵便事務が変わり、村の郵便局では、発送の追跡サービスの番号が取れない上に、本局の事務の方がわたしの郵便物を処理した翌日から休んでいたため、追跡調査ができなかったのですが、今日やっと判明ました。
10月2日受理・出発→10月6日マドリッド国際局出発→10月11日日本国際局到着→13日配達
日本から、投票用紙の発送13日→19日不在→20日受け取り

ですので、日本の選管の対応不備ではなく、スペイン側の郵便事情の問題なので、やはり、投票用紙の請求を郵送でしなくてはいけないというのが、大きな問題なのではないかと思います。
日本国内で、不在者投票の請求は、ネットできるようになっているので、海外からもネットを通じて申請できたら、投票用紙は公示日前から発送はできますし、余裕で間に合うのではないかと思います。

あと、在外選挙人登録についての海外転出時の周知については、以下のtwitter情報があります。

海外有権者ネットワークNY‏ @jovnewyork  22 oct.
在外選挙人登録の申請者への在外投票制度の周知に関してはすでに手を打ってあり、民進党の牧山ひろえ参議院議員にお願いして、昨年の参議院での審議の際に高市早苗元総務大臣から
「日本での登録申請時の周知用パンフレット配布」
の言質を取ってあります。


今後、在外選挙制度の不備で海外在住者の投票権が奪われないように、改善されることを切に願っています。
よろしくお願いいたします。

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10月31日外務省の職員の方から返信メールが届きました。
こちらも、シェアします。

この度は,海外からの郵便等投票について,貴重な御意見をいただき,ありがとうございます。
御指摘の点についてお答えいたします。

今回の第48回衆議院議員総選挙において,郵便等投票の手続を行っていただいたにもかかわらず,投票日までに投票用紙が到達しなかったことについては,非常に残念です。
登録先の市区町村選挙管理委員会からの投票用紙等の送付が遅れたとの御指摘については,可能な範囲で事実関係を確認したいと思いますので,登録先市区町村名及び可能であればお名前を御教示願います。
なお,今後の御参考として申し上げれば,郵便等投票の投票用紙の請求はいつでも行うことができることとなっており,あらかじめ請求の手続をしておけば,然るべきタイミング(衆議院解散総選挙の場合は衆議院の解散の日以降)に選挙管理委員会から請求者に対して投票用紙が送付されます。

外務省としましては,海外にお住まいの有権者の皆様の投票の機会を最大限確保するため,今回いただいた御意見も踏まえ,引き続き在外選挙制度の周知と見直しに努めていきたいと考えておりますので,今後も,御意見等がございましたら,御連絡いただければ幸いです。

以上,よろしくお願い申し上げます。

 ∞ ∞ ∞

わたしが、書いた返信もシェアします。

ご丁寧な返信をありがとうございます。

その後、郵便局のトラッキング番号がやっと入手でき(郵便局の事務の方がたまたまご不幸があり、休んでいたため)、確認しましたところ、日本の選管は、わたしの申請が届いてすぐに発送してくれていたことがわかりました。つまり、今回は、スペイン側の郵便事情が悪かったことにより、10月2日に速達書留で出した申請が10日以上かかって、選管に13日に届いたのです。
ですから、選管のミスではないため、今回は市町村の明示は避けたいと思います。
投票用紙の申請は、いつでも可能ということは、わかっていても、いつ解散するのかはっきりしないのに、送付しておくということに対して、躊躇してしまいます。

日本国内での不在投票では、ネット申請ができるということを最近知りましたが、在外選挙にこそ、ネット申請が必要なのではないかと思います。
twitterでやり取りをしていた、海外有権者ネットワークNY‏ @jovnewyork の方も、「ネット投票海外特区」でというネット投票のアイディアを出していらっしゃって、国会議員の方々への働きかけもされているようです。
そのあたりも含めて、先日、在スペイン日本大使館の領事部のほうへ、メールを送付いたしました。
恐らく、外務省、総務省へも領事経由で届くのではないかと思いますが、早くご覧になることをお望みでしたら、転送させていただきますので、ご遠慮なくお申し付けください。

申請の際、速達書留にしましたのは、通常1週間ほどで届いているので、間に合うと思ったのですが、今回はなぜか10日以上かかってしまい、投票用紙が届くのが間に合いませんでした。投票の際にはもちろん、EMSを使う予定でした。
申請と投票を2回ともEMSで送付すると、マドリッドへバスや電車で往復するよりも高い料金となります。
所要時間のこと(往復7時間ほど)を考えても、マドリッドまで出向いて投票したほうが確実だろうと思うので、次回からは、そうするかもしれません。
しかしながら、少なくともネット申請ができるようになれば、1度のEMS送付ですから、問題なく郵便投票が可能になります。

できることなら、実験的に海外在住者のみネットで投票ができるようになれば、海外在住者の投票率は格段に上がることと思います。
制度の変更には、いろいろな部署との調整があり、とても大変だとは思いますけれど、ご検討していただければ幸甚です。

今後ともよろしくお願いいたします。

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今日、twitterで知ったのですが、河野外務大臣が、
10月6日付けのブログで、在外投票について記事を
書いてらっしゃいます。

在外投票その2
「利用の低い郵便投票を、インターネットを利用した投票に切り替えることも検討するように指示しました。

100万人を超える海外の有権者の投票の権利の行使を国内同様に簡単に行えるようにしてまいります。」

ということですので、今後の改善が期待できそうです。


とりあえず、わたしなりに、選挙関連で動いたことを
記録しておきます。

今回の衆議院選挙の後に書いた記事


1/11/2017(1111で4本の柱の日!)
9.13


11月2日追記(コメントに書いてますけど・・・)

  • 今、twitterで見つけました!!!
    「ネット投票、海外在住の日本人向けに導入検討 河野外相」
    http://www.asahi.com/articles/ASKC262GKKC2UTFK012.html
    河野氏は会見で「在外投票のしにくさをなんとかしろという声は(有権者から)いただいている」と指摘。選挙を所管する野田聖子総務相と協議し、「在外投票で(インターネット投票を)テストしようという話をした」ことを明らかにした。

    ですって!

    現実化早すぎっ!!! 削除
    ひろみ ]
     
    2017/11/2(木) 午後 11:42
     返信する
  • 顔アイコン
    河野外相 ネット投票実現“参院選までに”(ニュース動画あり)
    https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn...
    再来年の参議院選挙までにインターネットを使った在外投票の実現を目指したいとの考えを示した。 削除
    ひろみ ]
     
    2017/11/3(金) 午前 0:32

あと、twitterで問い合わせがあったのですが・・・。















冒頭5秒あたりで出てくる、角印のない投票用紙は海外在住者の
投票用紙です。
わたしの手元にあるものと同じです。

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追記ここまで

 ∞ ∞ ∞


昨日サラマンカへ行きました。
行きは知り合いの車で、帰りはバスで。
行きも帰りも、なぜか、気分が悪くなりました。
行きは、吐きそうになって、必死で止めました。
昨日のfacebook投稿

29日の一番下のお誕生日のことは、facebookに投稿しました。

今日は一番下のお誕生日。
チビなのに「大」という名前。
お昼ごはんはリクエストにより餃子
皮から手作りなので準備するのに2時間以上
かかったのに、食べるのは、10分そこら。。。

餃子の皮は、エスペルト小麦粉の全粒粉と白粉を
半々くらいで混ぜて、打ち粉もエスペルト小麦粉。
具は、合挽き肉にキャベツとセロリとにんじんを
フープロしたものを混ぜて、塩で味付け。
生地を2時間ほど寝かせた後、打ち粉をしながら
パスタマシーンで、薄くして、丸いコップで型抜き。
最初は黙々と(笑)一人でやっていましたが、
一番下が途中から手伝ってくれて助かりました。
全部で80個!

生地と具の分量もほぼぴったりで、最後に2つ分
くらい余っただけで、丸めて肉団子にしました。
今日は、EXVオリーブオイルの揚げ蒸し餃子にしてみました♪
漬け汁はお醤油とシェリーのワインビネガーとEXV
オリーブオイルを混ぜて。
食べ終わった3人から、おいしかったー!!!と言われ
作った甲斐があったなーと幸せをしみじみ感じました♪

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クリックしたら、大きくなります♪

最後におまけ♪

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