～再会～
毎日が、味気の無い日々。
会社を休むわけにいかないから、仕事には行っていたけど、
心にぽっかり穴が開いてしまったような感じ・・・。
６年以上一緒にいたから、私の一部のような感じになってた
から、Kくんと別れたことを私自身が納得できるのに、時間が
かかりました。
しばらくして、大学のクラブ関係で集まりがあって、Kくんが
卒業式の夜に話をしたFくんと再会しました。
他の同窓生はいなかったので、私はKくんがFくんにあの日
何を話したのか、聞こうと思って、二人で飲みに行きました。
聞いた内容は、愕然とするものでした。
私の事は大好きだし、本当は一緒にいたいけれど・・・、自分の
本心を隠し続けたまま、一緒にい続けることはできない、かと
いって、本当のことも言えない、私のことを考えたら、結婚する
こともできない、だから、別れるつもりだ・・・というような話。
うすうす感じてたけど、やっぱり、そうだったのか・・・、本当の
ことを言ってくれたら、私は気にしないのに・・・、それって実は
私にとっても好都合？！なんて思ったんだけど、Kくんは、
自分の本当の姿を私に告白する勇気はなかったみたい。
関係ない（なくはないんだけど・・・）Fくんには、言えても・・・。
やっぱり、そんな話だったのね・・・だから、私の前から消えて
そのまま、知らん顔するつもりだったんだぁ～。
話を全部聞いて、私は、泣きました。。。。
話を全部聞いて、私は、泣きました。。。。
Kくんのことを考えて、ぼろぼろ泣きました。
別れたことよりも、Kくんの深い苦しみに涙が出ました。
その苦しみを私に打ち明けることのできなかった、Kくんの
ことを想って、泣き続けました。
Fくんは、優しいから、私のことを抱きしめてくれました。。。
その後、私とFくんの職場が近いこともあって、仕事の後に
一緒にご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりしました。
Fくんは、私のことが心配だったみたいです。
思いつめて、自殺でもするんじゃないかと・・・。
そのくらい、私は、Kくんのことで、憔悴していたから・・・。
私自身、あまりの悲しみに何も食べたくない、って感じだったし。
とにかく仕事には行っていたけれど、あの頃、ほんと、ただただ
朝起きて、電車に乗って、会社に行って、仕事して、電車に乗って
家に帰って・・・の繰り返しでした。
Fくんが誘ってくれたら、待ち合わせをして、食事して飲みに行く
Fくんが誘ってくれたら、待ち合わせをして、食事して飲みに行く
けど、ただ、それだけでした。
休みの日は、何もする気力がなく･･･実家にも帰る元気もなく・・・
そういう日々を続けていました。
