～確認～
～Comprobacion～
中学1年生の夏休みに父の転勤で東京から引っ越してきて、
２学期から、灘区の中学へ。
高校は第一学区だったから、灘区の高校へ。
1年生までは、六甲に住んでいました。
１年生の春休みに、今実家がある、神戸の西の方に引っ越して、
２年、３年と、校区外から電車・バス通学をしていました。
そして、大学は、東京の大学に失敗して、神戸の大学。
家から通ってました。
大阪の会社に就職したけれど、１年目は神戸市内の百貨店での
販売研修だったので、家から通っていました。
本社勤務になってから、神戸の西の端っこから大阪市内まで通うの
たしんどくて、三宮にマンションを借りて一人暮らしを始めました。
その後、大阪市内に引っ越すまで、約１３年神戸に住んでいました。
地震があったのは、引っ越して２年ちょっとしてから・・・。
中学、高校の友達の安否確認をしようと思ったけれども、
とてもとても怖くて、高校時代一番仲が良かった数人に
電話で無事を確認しただけで、その他の人達のことは、
キリがないし、もしも悲しい話を聞いたら、どう対応して
いいのか、分からなかったので、避けてしまいました。
たった、２年ちょっとの差で私は、大きな被害にあうことが
なかったという事実が私自身に大きくのしかかっていました。
だってね、地球レベル、宇宙レベルの年月で考えたら、２年
ちょっとなんて、ほんの瞬きする時間じゃないですか・・・。
両親ももしも旅行中じゃなくて、家でいつものように寝ていたら、
重症を負っていたと思います。
たまたま、神戸の実家に帰っていて、被災して亡くなった人の
話も聞きましたし、旅行中に被災している人もたくさんいました。
この、被災した人と、しなかった人の差は何なんだろう？
私にとって、それがとても大きな疑問だったんです。
神戸、神の戸という名前の街で、世界で初めて近代的大都市が
大震災にあったという、このこともとても気になっていました。
ある人から、「江の戸ではなく、神の戸が開いた・・・」と聞いて、
やっぱりね、なるほどね・・・って感じでした。。。
何か、地球規模での大きな流れを感じました。
そのために、神戸だったんじゃないかって・・・。
