~清算~

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~Liquidacion~

自分自身の立ち居地が不安定になり、周りの人達に
不信感を感じるようになって、それでも普通に仕事に
出かけていました。

芦屋のお店の方も電車が動くようになってからは、
週に数回出て、お店の中の片づけを始めました。
本社の方針で閉店することになったので、在庫処分を
しなくてはいけなくなりました。

店内で、売れるものはどんどん売ったり、別会場で
閉店セールをしたり、知り合いの家に箱詰めして送って
近所の人達に売ってもらったり・・・。
あらゆる手段を使って、とにかく、大方の在庫が処分
できましたがもともと、仕入れと売り上げのバランスが
悪かった上に過剰在庫をかなり値引きして売ったので、
ほとんど赤字だったと思います。

それでもこれ以上お店を続けるよりも、地震を理由に
閉店することに決めたのは、良い決断だったんじゃない
かと思っています。
私自身がこのお店に関わることで、お店の経営状態を
良くすることはできませんでしたが、最終処分の方法を
いろいろアイディア出して、それなりに資金回収できた
から、まぁ、一応貢献できたのかな、って感じです。

芦屋のお店に行く必要がなくなってからは、大阪の
企画・デザイン事務所に毎日通うようになり、こちらの
仕事も単なるアルバイトだったけれど、新しいスタッフが
入ってきたりして、何だか社長と新しいスタッフの間の
中間管理職のような雰囲気になってきて、かといって、
私は企画・デザインの専門知識があるわけではなく、
絵が描けるわけでもなく、とても中途半端な状態でした。

そんな時、通販雑誌の企画・デザイン・編集の大きな
仕事が入ってきて、私も社長と一緒に、クライアントを
訪問して、スケジューリングや取りまとめの部分を任され
るようになりました。

とりあえず、スタッフとラフを作り、社長にチェックをしてもらい
変更、修正して、紙面イメージを作成し、今まで企画書中心の
仕事だったのが、急にデザイン中心の仕事になっって、
最初は、メジャーな仕事内容への変化にワクワクしていました
が、私自身のデザイン力が全くないことを自覚するにつけ、
段々仕事が苦しく感じるようになりました。

イラストレーター出身のスタッフは、デザインラフスケッチなどを
サササって感じで描くけど、私はそういう絵を描くタイプでは
なく、どちらかというと、企画・編集という文字や言葉を使う方が
得意というかやりやすかったので、とても劣等感を感じました。

彼の方が、仕事ができる、私は、才能がないからできない、と
変に思い込んでしまって、どんどん劣等感の深みにはまって
しまった感じで、別のスタッフから、デザインの良し悪しを
聞かれても、どちらが良いのか、決めることができなくなり、
どんどん自信をなくしてしまっていました。


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