~再起~

イメージ 1













~Relevantamiento~

私なりに自分の状態に関して、体重計のイメージを持ってからは、
意識していたら、少しずつ回復の兆しを感じることができるように
なりました。

でも、最終的に再起するきっかけは、Fくんのお母さんの仕事場の
友達の知り合いのNさんを紹介してもらったことでした。

友達の女性は、本業は彫刻家なのですが、何故かお母さんと
同じお店で夜バイトしていて、仲良くなって、家にも週末何度か
遊びに来て話したりしました。

その時に、知り合いの宇宙人を名乗るNさんの話を聞き、病気を
治したり、人生相談に乗ってくれるので、Fくんのことで相談に
行ってみたら・・・って言われて紹介されたんです。

Fくんは、あいかわらず、しんどい、疲れた、会社行きたくないが
続いていて、有給もあるから、かなり休みがちになっていて、
私自身も仕事を無断欠勤して、休んでいる状態だったので、
あまり大きなことも言えず、本人に任せていた部分があります。
休みの電話を代わりにしてほしい、っていうのは拒否しましたが・・・。

それで、Nさんに電話をして、予約し、ミナミのもっと南の事務所に
F君と一緒に伺うことにしました。
3人で話していて、細かい内容は覚えてないのですが、とにかく、
私がちゃんとなれば、周囲もちゃんとなるから、がんばりなさい、と
言われて、Fくんの相談に行ったのに、何故?って感じでした。

「夜暗いときにじたばたしたって、どうしようもないから、夜が明ける
まで待ちなさい。観念しなさい。」

この言葉は、本当にその時の私にぴったりな言葉でした。
観念って、あきらめる、ってことじゃないんですよね。
文字通り、自分自身の思考や念を冷静に観察し、見つめなおす、
って事なんですよ。

あぁ、なるほどなぁ~って思いました。

このとき、阪神大震災のことも聞いたのですが、「人工地震ではない、
江の戸のかわりに、神の戸が開いたんだ」って言われたんです。
確かに、神戸は神の戸って書くよなぁ~って、呑気に納得してました。

そして、和歌山の清水町と新宮の神倉神社のエネルギーが宇宙から
真っ直ぐ下りてきていいから、行けるなら、行ってみたらいいと薦め
られました。

Nさんには、その後、Fくんは会いたくない、ということで、私だけ何度か
会いに行って、話をしたり、ヒーリングのようなものをしてもらいました。
清水町には、Fくんのお母さんのお友達の彫刻家の人がアトリエを
借りていたので、その人のお姉さんが、アトリエに遊びに行くのに
便乗して、何度か遊びに行って、山の自然に触れて、徐々に霧が
晴れるかのように、すっきりとなってきました。

そして、夏のある日、無断欠勤からそのままずるずる休んでいた会社に
ご迷惑をかけた挨拶をしに行くことができました。
約半年ぶりの出社でした。