~彼の仕事~

イメージ 1
















~Trabajo de El~

語学学校の営業って、スペインでは、学校の昼休みなどに
英語の授業とかを先生を派遣して、やるらしいのです。
その課外授業の仕事をゲットするための営業をマドリッドにある
あちこちの学校にやっていました。

そのチラシというかパンフレット作りは私がデザインして、コピー
して・・・と、手伝ったりしました。
あと、スペイン語を学習する日本人学生に来てもらうために、
地球の歩き方などに、広告というか提携記事を載せてもらったり、
語学学校フェアみたいなのに出たり。。。

労働許可書の手続きをきちんとやってくれる、ということだったので
手続きに日本へいくついでに、日本にあるスペイン語学校から、生徒を
送ってもらうように営業そしたりもしました。
私も配偶者としての居住許可書の申請をするため、最初の出張は
一緒に行きました。

東京へ行って、その後、実家にも帰って、関西地方の学校とも
話をしました。
学校に日本人がいて、いつでも問題があったら、ケアできる体制で
あることを、強調して、スペイン留学を考えている学生に来てもらえる
ように頼んだのですが、結局、神戸の学校から一人女の子が留学
しに来たのが彼の営業の結果だったんじゃないかしら。。。

スペインでの学校営業は全部全滅でした。
来る日も来る日も、浮かない顔ばかりで、でも、そんなに、簡単に
うまくいくわけないのに・・・って私は思っていたので、驚きはしません
でした。
でも、営業成績がない、ってことは、給料ももらえない、ってことらしくて
F君はイライラしっぱなしでした。

1,ヶ月くらい働いた頃、私が家で一人でいても何もすることがないので
あれば、学校で授業を受けたら、いいじゃない、って話になり、その時、
私は、これは、もしかして、私に授業を受けさせているから、その分
給料は払わない、っていう口実をつくっちゃうんじゃないの?きちんと
学長とその件をはっきりさせてからにしてね、と言ったのですが、
とりあえず、勉強させてもらったら、っていう感じで、その話をきちんと
したかどうかうやむやのまま、私も朝一緒に出かけて、午前中3時間、
スペイン語の授業を受けることになりました。

F君も、週に2回夕方の上級ビジネスコースの授業を受けるように
なって、よろこんでいました。