「サソリとカエル」

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カエルの子は
カエルと言われる。

でも
トンビがタカを生む
とも言われる。

サソリは、
いつまでも
サソリであって、
人を傷つけることしか
できないのだろうか・・・。

それとも
サソリもいつかは
呉越同舟できる
日が来るのだろうか・・・。

たとえ
敵であっても
たとえ
性(nature)で
あっても、
相手を
傷つけずに
相手と共に
協力し合って
未来を築く
ようになるのだろうか・・・。

サソリにも
クリスマスキャロルの
奇跡が
起こるのだろうか・・・。

25/3/2013
2.14



今日、「サソリとカエル」の話を
知り合いから聞きました・・・。
だから、彼らとは、離れたほうがいいって。。。
関係するだけ、裏切られ、悲しむだけだからって。。。
たしかに、彼らがサソリなのであれば、
どうしようもないことなんですよね。。。

家に戻って、「サソリとカエル」で
検索して見つけたのが、このブログです。

短い寓話なので、転載させていただきます。

【転載開始】
サソリが川の前にやってきて川を渡りたいと思った。
そこへ泳ぎの得意なカエルがやってきた。
「俺をおぶって向こう岸まで連れていってくれよ」
泳げないサソリを見るとカエルは答える。
「いやだよ。だってお前は俺を刺すに違いないだろう」
「安心しな。お前を刺してしまうと、金槌の俺まで
おぼれてしまうじゃないか」
カエルはもっともだと思い、サソリを背負って川に入った。
川の中盤に来た頃にカエルは背中に激痛を感じた。
「うう、なんでお前はおぼれることがわかっているのに俺を刺したりするんだ」
そういいながらカエルはサソリを背負ったままずぶずぶと水の中に沈んでいく。
サソリは哀しそうな声で言った。
「すまんな。それがおれの性 (nature)ってやつなんだ」
ベトナム戦争の頃に、もっともベトナムの子供たちに読まれた童話だという。植民地にされる側の痛みと、侵略する側の性分が、二人称の形式で描かれている物語。
【転載終了】

同じブログに、別バージョンもありました。

それにしても、結構有名な話なんですね。
イソップ物語にも入っているとか・・・。
映画などでも、エピソードとして入っている
ようですし・・・。
(スペイン語のwikiを見て知りました・・・)

人間は、「サソリ」のように、ただ本能のまま
生きているわけではなくて、心があり、思考も
するので、「サソリ」とは違う行動を取るのでは
ないか、「サソリ」のように相手と共に死ぬことを
選ぶと決め付けてしまっていいのだろうか・・・と
私は思うのです。

でも、前に水井さんのブログで書いてあった
「魔界人」とか「いじめる人間」の記事に書いて
あることを踏まえて、考えると、「サソリ」的な
性質を持つ人は、どんなことがあっても変わらない
のかな・・・っていう気もするし・・・。

矢国さんのブログの記事「最後のひとり」
ように、ディッキンズの「クリスマスキャロル」
ように、いつかは・・・って思って期待してしまうん
ですよね・・・。

しつこいかもしれないけれど。。。何度でも

だって、私たちは地球という一つの生命体の一部なのだから、
誰が悪いと良いとか、そんな風に分けることはできないんじゃ
ないか・・・って思うし、それぞれの役割をただ果たしているだけ
って思ってしまうんです。。。
そして、いつかは、みんなで、悪も善も超越した世界を
実現できるんじゃないか・・・って。。。


検索していたら、こんな記事を見つけました


最近この「サソリとカエル」の話が話題になっていたんですね。。。

う~ん。。。って感じ。。。





2017年8月12日追記

上のほうでリンクを入れている「最後のひとり」
お話って、陰陽和合の最後のプロセスなのかも
しれませんね。。。