思い出したこと<番外編>

今日、本宅ブログのある記事にコメントが入っていて、
14年前の春のことを思い出しました。

14年前の今日、私は、日本の土を久しぶりに踏みました。
前日の午後スペインを発ち、ロンドン経由で。。。

何のために日本へ行ったかというと、
4月1日に開催する、ある会社の入社式のための
イベント「闘牛&フラメンコ」の公演のためです。

私は、事情があって、実際の公演のための
設営などには関わらないで、一緒に行った
スペイン人を京都と奈良に案内しました。

夫と出会って、仕事を始めてすぐから、ずっと
準備に関わっていて、その晴れの舞台。。。

日本で開催された、最初で最後のスペインの闘牛。。。

代々木の国立競技場に砂を敷き詰め、仮設の
闘牛場を設営し、闘牛を日本へ連れて行ったり、
闘牛士、そして、大御所のフラメンコダンサー、
ブランカ・デル・レイの一行を日本へ連れて行くのを
実現したのは、私の夫だったんです。
(当時は、まだ、単なる社長と従業員の関係でしたが・・・)

それまで、いろいろな人が試みたけれど、膨大な
課題を解決することができず、皆さん断念した
ことを、彼は、成し遂げたんです。。。

スペインの闘牛史上、日本のイベント史上、唯一の
快挙だったのですが、もう、そんなこと覚えている人
ほとんどいないでしょうね。。。

当時、TV番組にもなり、そのビデオが残っています。。。
(ビデオデッキがないので、見れませんが・・・)



そのとき製作したポスターです。

イメージ 1
















































*このポスターの絵、現実にはありえないんです・・・。
バンデリージャ(飾り銛)の後は、赤いムレータを使うのが通常なのですが、
ポスターの色彩的インパクトがあるので、マゼンタと黄色のカポーテで描いて
もらいましたが・・・。
というか、絵を描いてもらうために、闘牛のいろいろなシーンの写真を渡したら
画家がこのパターンで組み合わせた絵をスポンサーが気に入って、そのまま
修正せずに使った、ってだけなのですが・・・(笑)